ブルガリアでは、バラの谷で蒸留されるローズオイルに厳格な品質基準を定めています。その分析・評価・認定を司っているのが首都ソフィアにある「ブルガリア国立バラ研究所」です。
そこで長年にわたり所長を務めたニコライ・ネノフ氏は、今でもブルガリアのバラの番人としてその名を轟かせています。世界一の品質を維持するために日夜研究を重ね、そのクオリティを守り続けています。毎年、バラの谷で収穫・蒸留されたオイルは研究所に持ち込まれ、一定の基準を保つために彼の手による調香・調合が行われます。その後、品質を保証する鑑定書と共に市場に出荷されます。