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豊かな芳香成分をたっぷり含んだ朝摘みのブルガリアローズ

バラの谷では、1年に一度、5月下旬から6月上旬にかけて収穫の時期を迎えます。
その目覚めは、東の空が白み、やわらかい朝もやがたちこめる早朝4時。朝露にぬれ、みずみずしく清らかな芳香をたくわえたバラの花が開き始めると同時に、収穫が始まります。日が高くなると花びらから芳香が蒸発してしまうため、家族総出で一斉に作業に取り掛かります。大きな袋を腰の前にくくりつけ、ひとつ一つていねいに、しかも素早く手で摘み採っていきます。薄ピンク色のバラの花びらでいっぱいになった袋はずっしりと重く12kgほどにもなります。畑の集積所に集められた花びらの袋は、香油成分が蒸発しないうちに蒸留所に運ばれていきます。


伝統的な蒸留釜と熟達の職人たちの技と心から生まれるローズオイル

世界が認めたブルガリアのローズオイルの誇り、それは、たった1gのオイルをとるのに、1,800輪もの花びらを必要とするその贅沢な手間にあります。
ブルガリア・ローズ・ジャパンのローズオイルは、香油成分が一番多く含まれる朝摘みの花びらに山々の清冽な地下水だけを加え、昔ながらの水蒸気蒸留法で抽出します。溶剤を使うことなく、花びらと水だけでつくる伝統的な製法にこだわることで純正を可能にしました。
丹念に、丁寧に、蒸留時間や温度、花びらと水の量などの比率を見極めているのは、バラを熟知した職人たち。ひと手間かけたプロの技と心が比類なき芳香を放つローズオイルをつくり上げているのです

 

天然のバラの香りと保湿成分が溶け込んだローズウオーター

ローズウオーターは、ローズオイルを採取する時につくられる香り豊かなバラ水です。そこには、ローズオイルの香油成分や保湿・美肌成分など、バラのパワーがそのまま溶け込んでいます。
ブルガリアでは、ローズウオーターは昔から薬局で販売されています。美容のための保湿ローションとしてだけでなく、料理や飲料水として、また、殺菌・抗菌目的の民間薬としてなど、古くから「暮らしの知恵」として人々の生活に根付いてきました。ハーブのような自然な香り、ナチュラルな保湿。そのリラックス感と潤いから、赤ちゃんからお年寄りまで毎日使えるエコなローションとしての期待も高まっています。

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